2010年05月17日

口蹄疫・情けは他人の為ならず

情けを掛けても
その人の為にはならないから
情けを掛けちゃダメよ〜

って、
昔思ってました。





ある人が言いました。


情けはさ、
他人の窮地を見て
自分も心痛んで
放っとけないから
掛けちゃう…
他人の為じゃなく
自分の為に…



時には迷惑

時にはお節介




でも、
傍観者になれなかった。



なんでだろう…





母の実家は鹿児島。
兼業農家で、
母屋につながる牛小屋に
牛さんが1or2頭いたり、
いない時もあったり。

大きくて黒い牛さん。
見上げながら
怖かったけど
目が可愛くて、
優しくて…。
たまに
角に触ってみた事もあったなぁ。


主に祖母が世話していた気がする。

お風呂を薪で沸かしながら、
側で牛さんの晩御飯も炊いて…。


牛さんのカマドは

お茶摘みの時は
お茶っ葉を炒ったり、

年末に親戚が集まって
餅つきする時は
餅米を蒸すのに使って

大活躍でした。




今は、祖父母も亡く。
薪で沸かすお風呂や
牛小屋も取り壊されて
母屋の一部を残し
改築してしまったけれど

外孫の私に

ここがお前の故郷だから
いつでも帰っておいで

って、生前じぃちゃんが
言ってくれてた。







深夜、アレルギーに
苦しみ眠れない我が子に
寄り添いながら


畜産農家のみなさんや
沈静化に尽力されている
関係者のみなさんを
思い



牛小屋のある祖父母の家を
鮮明に思い出していました。



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